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箱庭療法

今日は久しぶりに自分で箱庭を作ってみた。
何となく真ん中に水のある風景を作りたいという気持ちがしたのだ。

砂をかき分けているうちに、トマトを逆さにしたような湖が出て来る。
湖に流れ込む川を作りたくなって2本の角のような川を作る。

NEC_0021.jpg

左の川の源流には滝、右の川の源流には火山。
中央の奥には深い森に鎖された山脈。
その前に2頭の恐竜が向かい合い、リンゴを守っている。

湖の右手前にはトンネルを抜け出て来たウルトラマンが立つ。
向かい合うのはティラノサウルス。
何となく対峙する両者を見守る者を置きたくなって大仏を置く。
そして、湖の彼岸のリンゴに向かい合うように、ウルトルマンとティラノの間にオレンジを置く。

ウルトラマンの背景には家とクルマ。
ティラノの背景には原始的な動物達に宗教施設。
人工の世界と非人工の世界の対比。
向こうの山脈は、それら人工の世界と非人工の世界を超えた包括的な自然、宇宙の真理を象徴しているもののように見える。

ウルトラマンは私の分身として置いた。
トンネルの手前には子供がいて、トンネルは私の成長(変容)過程を表している。
一方、対峙しているティラノサウルスも私自身だろう。
私の影。無意識の自分。
それは、洞窟の中から、地中から抜け出て来ている。
対立する両者を見守っている大仏もまた自分自身。
プロセス指向心理学的に言えば、
ウルトラマンがプライマリー・プロセス(意識している自分)、
ティラノサウルスがセカンダリー・プロセス(無意識の自分)、
大仏はオブザービング・セルフ(プライマリー・プロセスとセカンダリー・プロセスの両者をメタ認知している自分)
ということになろうか。
つまり、ウルトラマンとティラノサウルスと大仏の三位一体で自分を表しているのだろう。

出来あがった箱庭を反対側(山脈の後ろ)から見てみると、この箱庭が左右だけでなく、上下にもシンメトリーに作られていることに気付く。
先程、宇宙の真理たる山脈の在った位置には大仏が在る。
思わず、「あっ」と言う声が出た。
宇宙の真理は見ている自分自身の中にある。
私はケン・ウィルバーの文章を思い出す。
『この「目撃者」こそ、「スピリット」に他ならない。それは、それが作り出した世界を見ているのだ。』

箱庭の面白さは、文章で読むと分かりにくいことが、イメージの世界で直観的に掴めることだ。
私は満足して箱庭を元に戻したが、湖のほとりに置かれたリンゴとオレンジが何を意味するかは分からなかった。
それが分かったのは、数時間経ってからだった。

トマトを逆さにしたような湖の形が気になっていたが、それが人間の2つの器官を象徴しているのではないか、と気付いた。
ひとつは子宮だ。
火山と滝から流れ下る川は、火と水という2つの卵巣から子宮へと結ばれた卵管だ。
従って、果実のひとつは新しい生命を意味するものだろう。

連想されたもうひとつの器官は脳だ。
従って、もうひとつの果実は、火と水からインスピレーションを得て創造された新しい想念(世界を捉える知恵)を象徴するものではないだろうか。

世代をつなぐ新しい生命と新しい知恵をに産み出して行くこと。
それが、今生を生きる人間としての課題である、ということを暗示しているかのようだ。

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テーマ : セラピー&ヒーリング
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

迷林亭主

Author:迷林亭主
迷林亭主ことカウンセリングルーム・メイウッド室長 服部治夫。
三鷹市の住宅地に佇む隠れ家的なヒーリグ・スペース。
古民家を改装したくつろぎの空間で、アートセラピーや催眠療法などを活用し、カウンセリングやヒーリング、創造性開発の援助に取り組んでいます。

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